耳鼻科医として勤務する宗矢。医局の二年先輩の貴女に気があるものの、先輩に
手を出すことも出来ず、想いを押し殺していた。そんなある日、貴女が別の病院へ引き抜き
されるとの噂を聞き、宗矢はたまらず貴女を呼び出し、激情をぶつけてしまう。
最後の送別会の夜、宗矢を誘惑し、彼の望み通りに腕を縛って滅茶苦茶にしていく―――
「声が漏れましたね……、先輩……。耳鼻科医なのに、耳が性感帯なんですね……」
「俺も同じ…、ヌルヌルになってきちゃいました…。先輩の綺麗な指が…俺のヌルヌルで…
、汚されて……」
「俺は縛られて…、貴女に滅茶苦茶にされたかったんです…。本当は…」
「噛んでもいいです……ッ。噛んで……、優しく噛んでください……ッ」
「ああ…ッ、許してください…先輩…ッ!」
「…恥ずかしくて…、嬉しくて…、感じちゃう…」
「それなら……、奪ってください……。俺を……」
我儘いっぱいのおねだりをしてくる彼が可愛くて、望まれるまま苛む。
耳を刺激するかすれた彼の甘い囁きに愉悦を覚え、更に淫らに彼を責める。
玩弄しているつもりがいつの間にか彼に溺れていく……
仕事面では真面目で、自分に厳しいキャラ。
失敗すると自分が悪くなくても、自分を責めてしまうというところも。
いろいろ溜め込んでしまう性格なので、好きな相手がいてもなかなか言えない。
幼い頃から優秀で、両親からの期待をかけられて育ったため、甘えたいのに素直に甘えられなかった。
そのため、本当は甘やかされながら責められたいという願望を持つようになってしまった。
周囲には甘えん坊でMを全く見せていないという二面性を持ち合わせている。
性格面だけではなく、それは性癖にも現れており、責められるだけでなく、
イチャイチャとしながら責めるのも好きというわがままな二面性もある性格。