胃の痛みが一週間くらい続いている貴女は、消化器内科の待合室で順番を待っていた。
貴女を呼び出したのは瞳が可愛い、少年のような医師・羽生田だった。
冷たい手で触診をされ、びくりと身体が反応した貴女に羽生田は「感じちゃった?」と悪戯っぽく囁いてくる。
そして羽生田にキスされて……羽生田の秘密の診察が始まる♥
「ほら、診察してあげるから……早く服脱いで」
「声出してもいいよ? こんな姿を看護師のみんなに見られたいんだったらね」
「ねえ、どうしてこんな音が聞こえるの? どうしてこんなに濡れてるの?」
「……ああ……ッ、そう……、もうキミはね……ボクの……だから……」
人が行き交う病院の診察室で声を殺して、彼の悪戯に気が狂いそうな官能を感じる。
意地悪な囁きと彼の指は貴女の身体に、甘い専有されているという感覚を植え付ける。
もう、貴女の瞳には彼以外映らない……。
実家が病院で、親の教育で迷いなく医者になった。裕福な家庭に育ち、
ワガママに育ってきたがどこか憎めないところがある。
自分の外見がかわいいことを知っていて、それを武器にする強かな性格。
可愛い見た目に反して、かなりSなところも……
この外見を最大限に活かして女の子と遊んできたが、今まで本気になったことはない。
恵まれた家庭で育ったが、両親が多忙だったため、愛情を過剰に欲してしまう。表には出さないが、
本当に好きになった人には自分をさらけだして甘えたいと密かに思っている。